空隙歯列(くうげきしれつ)・正中離開(せいちゅうりかい)

いわゆる「すきっ歯」といわれる状態です。 前歯の間にすきまがあるものが「正中離開」、それ以外の歯で隙間があるものを「空隙歯列」といいます。うまく発音できなかったり、食べ物が詰まって虫歯や歯周病になりやすいなどのリスクがあります。先天的に歯の本数が少なかったり、アゴの骨に対して歯のサイズが小さかったりした場合の他、成長過程での歯のバランスの崩れ、しゃぶり癖などによって起こる場合があります。 前歯だけが開いているなら、部分矯正で治療します。歯全体の問題なら、全体に矯正装置を使ってゆっくり歯を動かして治療します。
原因は?
顎のサイズが大きすぎる、歯が小さい、歯と顎のサイズが合わないなどの理由によって、歯と歯の間に隙間が生じる場合が多くなっています。また、生まれつき永久歯の本数が少ないことや舌で歯を押す癖などが原因となる場合もあります。
治さないとどうなるの?
- 歯と歯の隙間に食べ物が挟まりやすくなるため、汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
- 隙間から空気が漏れるため、発音に影響が生じる場合があります。
- 噛み合わせのバランスが崩れ、特定の歯や顎関節への負担が大きくなる可能性があります。
空隙歯列・正中離開の治療例
隙っ歯を治したい
前歯の隙間が気になるとご相談をいただいたケースです。前歯の隙間を閉鎖するのみでしたら抜歯は不要でしたが、口元の突出感を改善するために上下顎の小臼歯の抜歯を行いました。
Before

Before

Before




After

After

After




| 年齢 | 20代 |
|---|---|
| 治療の内容 | 上顎、下顎の両側の第一小臼歯を抜歯。上下とも、舌側ワイヤー矯正装置を装着。口蓋に歯科矯正用アンカースクリューを1本使用。 |
| 期間・回数 | 2年9ヶ月・33回 |
| 費用 | 約134万円+消費税 |
| リスク・副作用 | ・装置を装着する際、歯ぐきに装置が当たり、痛みを感じる場合があります。 ・指示通りに装置を装着しない場合、十分な効果を得られない場合があります。 ・マウスピース装着時に発音がしにくい場合があります。 |
よくある質問(FAQ)
Q.抜歯はありますか?
A1.空隙歯列では、歯と歯の間の隙間を閉じる治療を行うため、抜歯が必要になるケースはほとんどありません。しかし、空隙歯列のほか、歯の重なりなどが見られる場合は、抜歯が必要になる可能性があります。
Q.治療後のアフターフォローはありますか?
A2.矯正治療後、歯は元の位置に戻ろうとするため、歯の後戻りを防ぐ装置を一定期間装着していただきます。また、定期検診で歯の状態を確認しながら、治療後の美しい歯並びを維持できるようにサポートしています。
Q.矯正をすると顔つきは変わりますか?
A3.歯の隙間がなくなると口元が引き締まります。噛み合わせのズレも改善されるため、フェイスラインが整い、すっきりとした印象となります。また、笑ったときの歯のカーブが整うため、笑顔の印象も変わってきます。






