叢生(そうせい)・乱杭歯(らんくいば)

いわゆる「がたがた」「でこぼこ」、または「八重歯」といわれる状態です。
アゴの骨と歯のサイズのバランスが悪かったり、乳歯が通常より早く抜けてしまうことで歯が不規則に移動したりすることで、歯が重なり合って生えてしまっています。大人になってからでも、でこぼこを綺麗に矯正することが可能です。
虫歯や歯周病になりやすいことを思うと早めに治療すべきですが、お子さまの場合は必ずしも早ければいいとは限りません。上の前歯が生え替わっているか、床矯正に適切な状況であるかなどを考慮しながら、患者さまに合わせたベストな治療をご提案します。
原因は?
顎の大きさが小さいために、歯が並ぶスペースが不足すると歯並びがガタガタする原因となります。また、顎の大きさに比べて歯が大きすぎることが原因で叢生になる場合もあります。そのほか、虫歯や怪我などで乳歯を早く失ってしまったことで、空いたスペースに歯が移動して永久歯が生えるスペースが失われることもあります。
治さないとどうなるの?
- 歯が重なり合っている部分には歯ブラシが届きにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
- しっかり噛めないために特定の歯に力がかかりやすくなり、歯が折れる可能性があります。
- 噛み合わせのズレから顎の関節に負担がかかり、顎関節症を発症するリスクがあります。
出っ歯(上顎前突)の治療例
ガタガタの歯並びを治したい
歯並びが悪いことにコンプレックスがあり、笑うときも口元を隠してしまうというお悩みをお持ちでした。叢生に加え、上顎前突の症状も見られたため、上下4本の抜歯をし、ワイヤー矯正による治療を実施しました。
Before

Before

Before




After

After

After




| 年齢 | 20代 |
|---|---|
| 治療の内容 | 上顎両側第一小臼歯を抜歯。上顎下顎ともに唇側ワイヤー矯正装置を装着。口蓋に歯科矯正用アンカースクリューを1本使用。 |
| 期間・回数 | 1年3ヶ月・15回 |
| 費用 | 約84万円+消費税 |
| リスク・副作用 | ・装置が口腔内に当たり、口内炎が生じることがあります。 ・歯が動く際に痛みを感じる場合があります。 ・ブラッシング不足によって虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。 |
よくある質問(FAQ)
Q1.抜歯はありますか?
A1.歯の重なりが大きい場合や歯の大きさに対して顎のサイズが小さい場合などは、歯を並べるスペースを確保するために抜歯が必要です。ただし、歯の重なりが比較的軽い場合や成長期のお子様の場合などは、抜歯をせずに治療を行える可能性があります。
Q2.治療後のアフターフォローはありますか?
A2.矯正装置を外した後は、後戻りを防ぐために保定装置の使用をお願いしています。定期的に歯の状態をチェックしながら、きれいな歯並びを維持できるようきめ細やかにサポートしています。
Q3.矯正をすると顔つきは変わりますか?
A3. 歯並びがガタガタしているだけで、口元が突出していない場合は、それほど顔つきの変化は見られないケースが多くなります。しかし、矯正治療によって噛み合わせが整うと、フェイスラインがすっきりする可能性があります。






